トリガーポイント注射とは
トリガーポイント注射とは、筋肉の中にできた痛みの原因となる部位(トリガーポイント)に薬を注射して痛みを和らげる治療法です。
トリガーポイントとは、筋肉の緊張や炎症によって生じる 圧痛点(押すと強く痛む場所) のことです。
この部位に局所麻酔薬などを注射することで、筋肉の緊張を緩和し痛みを改善します。
ペインクリニックや整形外科でよく行われる治療の一つです。
肩こりや首肩の筋肉のこわばりが強い方は、肩こり治療のページも参考になります。
トリガーポイントの特徴
トリガーポイントには次のような特徴があります。
・押すと強い痛みがある
・周囲や離れた場所に痛みが広がる
・筋肉が硬くなっている
・慢性的な痛みの原因になる
このような痛みは 筋筋膜性疼痛症候群 と呼ばれることがあります。
トリガーポイント注射が行われる主な症状
トリガーポイント注射は次のような症状に使用されます。
・肩こり
・腰痛
・首の痛み
・背中の痛み
・筋筋膜性疼痛症候群
特に 慢性的な筋肉の痛み に効果が期待されます。
トリガーポイント注射の仕組み
トリガーポイント注射では
1 痛みの原因となる筋肉のポイントを特定
2 その部位に薬を注射
3 筋肉の緊張を緩める
これにより 血流改善や痛みの軽減 が期待できます。
トリガーポイント注射の効果
トリガーポイント注射には次のような効果があります。
・筋肉の緊張緩和
・血流改善
・痛みの軽減
・可動域の改善
痛みが改善すると 日常生活の動作が楽になる ことがあります。
首の緊張に関連して頭痛が出る方は、首こりと頭痛の関係もあわせてご覧ください。
トリガーポイント注射の治療の流れ
一般的な治療の流れは次の通りです。
1 診察
2 痛みの部位を確認
3 注射
4 数分安静
治療時間は 数分程度 で終了することが多いです。
トリガーポイント注射の副作用
安全性の高い治療ですが、次のような副作用が起こることがあります。
・注射部位の痛み
・内出血
・一時的なしびれ
多くの場合は 短時間で自然に改善 します。
トリガーポイント注射は何回必要?
症状によって異なりますが
・1回で改善する場合
・数回の治療が必要な場合
があります。
医師が症状に応じて治療回数を判断します。
まとめ
トリガーポイント注射は、筋肉の痛みの原因となるポイントに薬を注射することで痛みを改善する治療法です。
次のような症状に効果が期待できます。
・肩こり
・腰痛
・筋肉の慢性的な痛み
症状が続く場合は医療機関に相談しましょう。
どのような症状で受診すればよいか知りたい方は、ペインクリニックとは何をする?も参考になります。
トリガーポイント注射 FAQ
Q1 トリガーポイント注射とは何ですか
筋肉の痛みの原因となる部位に薬を注射する治療です。
Q2 トリガーポイント注射はどんな症状に行われますか
肩こりや腰痛など筋肉の痛みに行われます。
Q3 トリガーポイント注射は痛いですか
注射時に多少の痛みがありますが、通常は短時間で終わります。
Q4 トリガーポイント注射はすぐ効果がありますか
治療後に痛みの軽減がみられることがあります。
Q5 トリガーポイント注射は何回必要ですか
症状によって1回から数回行うことがあります。
Q6 トリガーポイント注射は安全ですか
医師が適切に行えば安全性の高い治療です。
Q7 トリガーポイント注射の副作用はありますか
注射部位の痛みや内出血が起こることがあります。
Q8 トリガーポイント注射の治療時間はどれくらいですか
多くの場合数分程度で終了します。
Q9 トリガーポイント注射の後は安静が必要ですか
短時間の安静をとることがあります。
Q10 トリガーポイント注射は保険適用ですか
多くの場合、保険診療で行われます。
トリガーポイント注射が検討される症状
この記事の監修医師
あんどうファミリークリニック 院長 安藤 岳史
医師。地域医療・在宅医療を中心に診療を行い、日常診療に基づいた医学的知見をもとに医療情報を発信しています。 本記事は最新の医学的知見および臨床経験に基づき作成・監修されています。
※本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を代替するものではありません。症状がある場合は医療機関へご相談ください。