江戸川区一之江のクリニック

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月経前症候群(PMS)

・治療は漢方薬がよく用いられ,患者の病態に最も適する漢方薬を選択するを選択する.
・ドロスピレノン・エチニルエストラジオール配合錠(ヤーズフレックス)や選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などの薬物療法を行う.
★治療
・まずは漢方薬が第1選択となる
加味逍遙散エキス顆粒(2.5mg/包) 1回1包 1日3回 毎食前 連日

・低用量経口避妊薬,低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(OC/LEP)
 排卵を抑制して黄体ホルモンの変動を最小に留める一相性のOC/LEPには,その薬理作用からPMSに対する有効性が期待される.なかでもドロスピレノン・エチニルエストラジオールベータデクス(ヤーズフレックス)はPMSに対しても第1選択薬に位置づけられる.
 ドロスピレノン・エチニルエストラジオールベータデクス(ヤーズフレックス)配合錠 1回1錠 1日1回 朝食後 連日(ただし、PMSの病名では保険適応なし)
 

・精神症状の重いPMSに対してはSSRIが有効である.症状の発現する黄体期のみに投与する方法と持続的に投与する方法があるが,どちらも有効性に差はない.
(処方例)
 エスシタロプラム(レクサプロ)錠(10mg) 1回1錠 1日1回 夕食後 連日保外


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