春になると「くしゃみ」「鼻水」「目のかゆみ」に悩まされる方が増えます。
これらの症状の多くは花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)によるものです。
花粉症は、スギやヒノキなど植物の花粉に対して体がアレルギー反応を起こすことで発症します。鼻水・くしゃみ・鼻づまりのほか、目のかゆみや涙などさまざまな症状が現れます。
日本では特にスギ花粉症が多く、2月〜4月頃に症状が出る人が多いのが特徴です。
当院では花粉症の診断・治療を行っています。症状が気になる方はお気軽にご相談ください。
花粉症の主な症状
花粉症では次のような症状がみられます。
鼻の症状
- くしゃみ
- 水のような鼻水
- 鼻づまり
目の症状
- 目のかゆみ
- 目の充血
- 涙が出る
その他の症状
- のどの違和感
- 咳
- 皮膚のかゆみ
- 倦怠感
症状が長く続くと、睡眠の質の低下や集中力低下など生活の質(QOL)にも影響します。
花粉症の原因
花粉症は植物の花粉に対するアレルギー反応です。
日本では60種類以上の花粉が原因になると報告されています。
代表的な花粉は次の通りです。
| 花粉の種類 | 飛散時期 |
|---|---|
| スギ | 2〜4月 |
| ヒノキ | 3〜5月 |
| イネ科 | 5〜8月 |
| ブタクサ | 8〜9月 |
| ヨモギ | 9〜10月 |
関東では特にスギ花粉とヒノキ花粉が主な原因です。
花粉症の検査
花粉症が疑われる場合、次のような検査を行います。
血液検査(IgE抗体検査)
アレルギーの原因となる花粉を調べる検査です。
皮膚テスト
皮膚にアレルゲンをつけて反応を見る検査です。
原因花粉を特定することで、より適切な治療が可能になります。
花粉症の治療
花粉症の治療には主に以下の方法があります。
1 抗アレルギー薬(内服薬)
最も一般的な治療です。
症状を抑えるために使用します。
2 点鼻薬・点眼薬
鼻や目の症状を直接抑えます。
3 舌下免疫療法
スギ花粉などに対して体質改善を目指す治療です。
数年継続することで症状改善が期待できます。
4 花粉を避ける対策
- マスクの着用
- メガネの使用
- 帰宅後の手洗い・洗顔
- 花粉が多い日の外出を控える
晴れて乾燥し風の強い日は花粉が多く飛散する傾向があります。
花粉症は早めの治療が重要です
花粉症は症状が出てから治療するより、飛散前から薬を開始する方が効果的とされています。
特に以下の方は早めの受診をおすすめします。
- 毎年花粉症でつらい
- 市販薬では改善しない
- 鼻づまりが強い
- 目の症状が強い
適切な治療により症状を大きく軽減できる可能性があります。
江戸川区で花粉症の診療なら当院へ
花粉症は、適切な治療を行うことで症状を大きく改善できる病気です。
あんどうファミリークリニックでは
- 花粉症の診断
- 内服薬・点鼻薬治療
- アレルギー検査
などを行っています。
花粉症の症状でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
花粉症についてのFAQ
花粉症に関するよくある質問
Q1 花粉症はいつ頃から症状が出ますか?
日本ではスギ花粉が主な原因で、2月〜4月頃に症状が出る人が多いです。ヒノキ花粉は3〜5月頃に飛散します。
Q2 花粉症は突然発症することがありますか?
あります。花粉症はアレルギー反応のため、今まで症状がなかった人でも突然発症することがあります。
Q3 花粉症と風邪の違いは何ですか?
花粉症では
- 透明で水のような鼻水
- くしゃみの連発
- 目のかゆみ
が特徴です。
一方、風邪では発熱や喉の痛み、粘り気のある鼻水が出ることが多いです。
Q4 花粉症の検査はどのように行いますか?
血液検査でスギ・ヒノキなどのアレルゲンIgE抗体を調べることで、原因花粉を確認できます。
Q5 花粉症の薬にはどのようなものがありますか?
主に以下の薬が使用されます。
- 抗ヒスタミン薬(内服)
- 点鼻ステロイド薬
- 抗アレルギー点眼薬
症状に合わせて組み合わせて治療します。
Q6 花粉症の薬はいつから飲めばよいですか?
症状が出る前、花粉飛散開始の1〜2週間前から内服する初期療法が効果的とされています。
Q7 市販薬でも花粉症は治療できますか?
軽症の場合は市販薬で改善することもありますが、症状が強い場合は医療機関での治療の方が効果的なことが多いです。
Q8 舌下免疫療法とは何ですか?
アレルゲン(スギ花粉など)を少量ずつ体に慣らすことで、体質改善を目指す治療法です。数年継続することで症状軽減が期待できます。
Q9 花粉症を予防する方法はありますか?
花粉曝露を減らすことが重要です。
- マスク着用
- メガネ着用
- 帰宅後の洗顔・うがい
- 花粉の多い日の外出を控える
などが有効です。
Q10 花粉症で病院を受診した方がよいのはどんな場合ですか?
以下の場合は受診をおすすめします。
- 市販薬で改善しない
- 鼻づまりが強い
- 目の症状が強い
- 毎年症状がつらい
適切な治療で症状を大きく軽減できる可能性があります。
この記事の監修医師
あんどうファミリークリニック 院長 安藤 岳史
医師。地域医療・在宅医療を中心に診療を行い、日常診療に基づいた医学的知見をもとに医療情報を発信しています。 本記事は最新の医学的知見および臨床経験に基づき作成・監修されています。
※本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を代替するものではありません。症状がある場合は医療機関へご相談ください。