子どもの食欲不振とは
食欲不振とは、普段より食事量が減る、または食事をとりたがらない状態を指します。
子どもでは一時的に食欲が落ちることは珍しくなく、体調や環境の変化などが原因となることがあります。
多くの場合は数日で改善しますが、元気がない、体重減少がある、水分も取れない場合は注意が必要です。
子どもの食欲不振の主な原因
風邪や感染症
体調不良により食欲が低下することがあります。
症状
・発熱
・鼻水
・咳
・だるさ
胃腸炎
胃腸の炎症により食欲が低下することがあります。
症状
・嘔吐
・下痢
・腹痛
便秘
便秘によってお腹が張り、食欲が低下することがあります。
ストレスや環境の変化
保育園や学校、生活環境の変化などが影響することがあります。
成長による食事量の変化
子どもは成長の段階によって食事量が変わることがあります。
子どもの食欲不振で受診すべき目安
次の症状がある場合は医療機関を受診しましょう。
すぐ受診
・ぐったりしている
・水分も取れない
・意識がぼんやりしている
早めに受診
・数日間食欲が戻らない
・体重が減っている
・発熱や腹痛を伴う
・嘔吐や下痢がある
食欲不振で注意すべき症状
次のような症状がある場合は注意が必要です。
・水分も取れない
・尿量が減る
・ぐったりしている
このような場合は早めに受診しましょう。
自宅でできる対処法
無理に食べさせない
食欲がないときは無理に食べさせる必要はありません。
水分補給を優先する
脱水を防ぐために水分補給を優先しましょう。
おすすめ
・水
・麦茶
・経口補水液
消化のよい食事から再開
食欲が戻ってきたら消化のよい食事から再開します。
例
・おかゆ
・うどん
・スープ
食欲不振が長引く場合に考えられる病気
食欲不振が 1〜2週間以上続く場合は次の病気の可能性があります。
・慢性胃腸疾患
・貧血
・内分泌疾患
長引く場合は医療機関を受診しましょう。
まとめ
子どもの食欲不振は風邪など一時的な体調不良で起こることが多いですが、症状が長引く場合や元気がない場合は注意が必要です。
次のような場合は受診を検討しましょう。
・水分が取れない
・数日以上食欲が戻らない
・体重減少がある
心配な場合は医療機関へ相談することが大切です。
子どもの食欲不振 FAQ
Q1 子どもが食べないのはよくあることですか
一時的に食欲が落ちることは珍しくありません。
Q2 食欲がないときは無理に食べさせるべきですか
無理に食べさせる必要はありません。
Q3 食欲がないときは何を食べさせればよいですか
消化のよい食事から始めるとよいでしょう。
Q4 食欲不振で脱水になることはありますか
水分が取れない場合は脱水になることがあります。
Q5 食欲不振が続く場合は受診すべきですか
数日以上続く場合は受診をおすすめします。
Q6 食欲不振で学校に行けますか
元気があれば登校可能なことが多いです。
Q7 食欲不振で体重が減ることはありますか
長期間続く場合は体重減少が起こることがあります。
Q8 食欲不振とストレスは関係ありますか
ストレスが原因で食欲が低下することがあります。
Q9 食欲不振のときに薬は必要ですか
原因によっては治療が必要になることがあります。
Q10 食欲不振で救急受診が必要な症状はありますか
水分も取れない、ぐったりしている場合は受診が必要です。
この記事の監修医師
あんどうファミリークリニック 院長 安藤 岳史
医師。地域医療・在宅医療を中心に診療を行い、日常診療に基づいた医学的知見をもとに医療情報を発信しています。 本記事は最新の医学的知見および臨床経験に基づき作成・監修されています。
※本記事は一般的な医療情報の提供を目的としており、個別の診断・治療を代替するものではありません。症状がある場合は医療機関へご相談ください。